*都立戸山高校・1956(昭31)年卒業生の資料 画面右の×印で閉じます。   昭和31年卒のページにはここから Count = 853
『都立戸山高等学校・昭和31年卒業:3年C組の野口 豊さんの著書を速報します。

著作者    : 野口 豊 さま (3年C組)
     
著作名    : 透視図法入門     
        : ーアマチュア画家のメモー     
        : 遠近法の図法を理解しよう     
     
発行日    ; 2016年 9月28日 
発行所    ; ブックウェイ
     
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 平面画に遠近感を表現する「遠近法」は、距離による視覚像の形状の変化と色彩の変化を用います。形状の変化をそれらしく表現する手段が「透視図法」です。
 透視図法の教則本は、グラフィックス、絵画、図学、製図、建築パースなどの分野で沢山あります。どれも、こうすれば透視図が描けるという作図法の技巧やその結果を詳しく教えてくれます。でも「何故」そうすれば描けるのかは丁寧には説明してくれません。インターネット上の断片的な情報も多くはそうです。知れば知るほどすっきりないと思ったのは著者だけでしょうか。初心者には透視図法の作図法の背景にある基本な部分の理解が必要です。基本を理解していれば、作図の技巧の理解は簡単ですし、更に応用力も出来ます。技法に振り回されず透視図法を「納得」して下さい。

 人は平面画に、その日常目にするものをどう表現すればよいのか、長い間呻吟しました。人が目の前の現実をそのまま描けなかったのは考えて見れば不思議です。500年ほど前、ルネッサンスの初期、にはその技法が実用化されました。以来、問題はあるものの、連綿としてこの透視図法は引き継がれて来ました。視覚像をどう表現すればよいのかという問題であれば、将来を含め、いつの時代にも人の関心事であることに変わりはありません。
古くても新しくても面白いものは面白いのです。透視図法を楽しんでください。
紹介ウエブページはここです。


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