*都立戸山高校・1956(昭31)年卒業生の資料 画面右の×印で閉じます。   昭和31年卒のページにはここから Count = 140

皇居東御苑の「宮内庁三の丸尚蔵館」において
『御即位30年・御成婚60年記念特別展』がひらかれています

『御製・御歌でたどる両陛下の30年』

期 間 : 平成31年2月2日(土)〜4月21日(日)
本展では、天皇陛下のご即位30年を記念するとともに、天皇皇后両陛下の御成婚60年を祝して、御即位後の両陛下の歌会始めにおける御製(ぎょせい)と御歌(おうた)を紹介し、それぞれの御歌の情景や関連する行事等の写真を展示することによって、両陛下の30年にわたる歩みを振り返ろうとするものです。
 天皇陛下は、平成28年8月8日のおことばにおいて、「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えてきました。」と述べられました。また、天皇が、象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすために各地を巡って多くの人と触れ合われたことについて、「天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。」とのべられました。
両陛下の御歌には、先の大戦の犠牲者、苦難の歴史を歩んできた沖縄の人々、大震災等の自然災害による被災者、外国で暮らす日系人、それぞれの地域に暮らす様々な人々への思いが溢れ、国の平穏と国民の幸せを祈り続けて来られたお姿が凝縮しています。また、ご夫婦としての細やかなご配慮やご家族への愛情、静かな日々のお過ごしを詠まれた御歌からは、思わず心が和み、癒やされる余韻が伝わってきます。【上の画像クリックで特別展のページに】
 本展では、この他にも両陛下のご著書や皇后陛下のご養蚕により修復された文化財、両陛下が相互にお取り交わしになった記念のお品も紹介しています。(パンフレットより)