*都立戸山高校・1956(昭31)年卒業生の資料 画面右の×印で閉じます。   昭和31年卒のページにはここから Count = 5
3H 村上 章さんの画集: ――作品集 2018―― 画像クリックで拡大。


はじめに
 二十数年前私が製紙会社の駐在員として妻と共にシアトルにいた時、彼女が日系の
先生から油絵を習い始めました。私は以前に水彩画をやったことはありましたが間近で油絵がだんだん出来上がって行くのを見るのは初めてで強く興味をひかれました。
そしていずれ自分も暇ができたらやってみたいものだと思っていました。
帰国後数年して私はサラリーマン生活に終止符を打ち自由な時間を持てるようになりましたので、念願だった油絵の勉強に取り掛かりました。
早速妻の使わなくなっていた絵の道具を持ってNHK文化センター千葉の油絵入門講座に通うことにしました。
これが油絵を始めることになった第一歩です。それから今日まで20年近く飽きることなく
色々なものを描き続けてきました。この間には先生や友人達と画題を求めて幾度か海外へ足をのばしたこともあります。
今80歳に手が届こうとしていますが、これからも身体が動く限り絵とともに歩む続けて行きたいと思っています。

 作品集を出すことにしたのは、一つに、いずれ散逸するかもしれない作品群の中の幾つかでも 纏めて振り返りみること、二つ目に、絵を描くことの切っ掛けを作ってくれた妻・康子への 感謝をこめて今では僅かしか残っていない彼女の作品を記録すること、が主な動機です。
これは多分にセンチメンタルな企画に思われますので、人にお見せするには汗顔を禁じえませんが、
皆様にこの作品集をご高覧頂けることは大変光栄に存じます。
 この期にあたり、今日までご指導を頂きました先生方、そして励ましやアドバイスを頂きました友人の皆様に心から感謝申し上げます。
殊に、樹会血矢昌之先生、羽生智樹先生を始めとする千葉県立美術館友の会実技講座の先生方、日曜裸婦デッサン会のムラ・カズユキ先生、またアトリエ・ラ・ポルトの佐藤信夫先生及び藤木敏明先生に厚く御礼申し上げます。

              2018年1月  村上 章