2011年3月11日の「東日本大震災」から7ヶ月が過ぎました。被災された方々の為に、夫々出来ることを続けたいと存じます。 同期・野口武彦さんは、ご自分の「阪神淡路大震災」の被災経験と重ねて、「安政江戸地震 災害と政治権力→」を出版し『安政江戸地震の12年後に幕府が崩壊した、衆人環視のなかで巨大災害の手当てをキチントやれない国家権力は長続きしない』と記述しています。 10月の、皇居東御苑を訪ねました。 前回の散策はこちら 東御苑は、実りの秋でした。江戸城・松大廊下跡の近くにある「果樹古品種園」では、わが国古来のカキ=柿が実っていました。 日時:2010年10月19日(水)
「ザクロ=柘榴」 『ザクロ(石榴、柘榴、若榴)は、落葉小高木とその果実です。エジプト・ギリシャから前漢の武帝の時代に西域から中国にもたらされたと言われます。果実は中心に種を持った無数の粒からなります。仏教伝説では釈迦が鬼神に柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させ、子育ての神=鬼子母神とされています。 (画面クリックでスライドショー) 戻るページトップ 地図に戻る
「さざんか=山茶花」 さざんか=山茶花:ツバキの仲間の常緑広葉樹。秋の終わりから冬にかけて花をさかせます。童謡:たきび・作詞:巽 聖歌(たつみ せいか)『サザンカ。サザンカ咲いた道、焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き、あたろうか、あたろうよ・・・』があります。『NHK・幼児の時間で昭和16年12月9日(太平洋戦争開戦の翌日)に放送されたが、落ち葉は風呂を炊く貴重な資源なのにもったいないと、時局柄の批判を受けた』とのこと。 (画面クリックでスライドショー) 戻るページトップ 地図に戻る
「果樹古品種園」 『食用の植物は,より美味なものやより生産性の高いものが栽培されるようになると,古い品種はすたれてしまい,一般には見ることができなくなってしまいま す。江戸城の跡である皇居東御苑に江戸時代の品種である果樹を植えれば,訪れる人々にとっても興味深いことではないかとの天皇陛下のお考え』を受けて,果樹古品種を植栽した果樹園が整備されたものです。 (画面クリックで説明・超拡大)
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「カキ=柿」 カキ=柿、カキノキ(柿の木)とはカキノキ科の落葉樹です。東アジアの固有種で長江流域に自生していた。弥生時代に日本に渡来したとされ、ヨーロッパには日本から伝わったとも言われます。『島崎藤村の「幼きものに」の記述で、パリの植物園に日本由来のカキがあり名前はカキだとわが子に教えていたと記憶します』 (画面クリックでスライドッショウ:約40秒) 戻るページトップ 地図に戻る
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