*都立戸山高校・1956(昭31)年卒業生の資料 画面右の×印で閉じます。   昭和31年卒のページにはここから   Count = 1502

「2011年3月11日14時46分の東日本大震災」から一年と三ヶ月が過ぎてしまいました。被災された方々の為に、夫々出来ることを、粘り強く続けたいと存じます。

 同期・野口武彦さんは、ご自分の「阪神淡路大震災」の被災経験と重ねて、「安政江戸地震 災害と政治権力」を出版し『安政江戸地震の12年後に幕府が崩壊した。 衆人環視のなかで巨大災害の手当てをキチントやれない国家権力は長続きしない』と記述しました。

 また、 東京大教授・加藤陽子さんが称揚する 「東日本大震災・自衛隊救援活動日誌(須藤彰政策補佐官著)によれば、自衛隊では発災と同時に「直ちに災害派遣準備」が指示され、全員招集の非常呼集のもと「「救命は速度! 考える前に救命行動せよ」の統率方針が示されたとのこと。この日誌では、3月16日から4月24日までの「生存捜索・御遺体収容」「被災者生活支援」「米国海兵隊のクリーンアップ作戦」「復興に結びつく応急復旧」などについて、著者が直接見聞きした範囲で書かれています。

国際的に通用する、「事前計画立案と演習の積み重ねによる人材育成」が背後にあるのでしょうが、「あの原子力分野も国際的に通用するもの」があってくれたらよかったのにと残念にとおもいました。


 平成24年6月の、皇居東御苑を訪ねました。 前回の散策はこちら 

日時:2012年6月20日(水)

  • 写真撮影場所の緯度・経度を計測し、グーグル地図にマーカーを標示してあります。そのマーカーにマウスを乗せると説明が出ます。



ハルカのひまわり
花菖蒲
モクゲンジ
ハルカのひまわり

「ハルカのひまわり」

「1995年1月17日、午前5時46分の阪神淡路大震災」から、10周年の追悼式典に、天皇皇后両陛下が神戸市を訪問された際、地震で亡くなった小学生の名前にちなんだ「ハルカのひまわり」の種子が遺族代表の小学生から贈られました。 両陛下はそれをお育てになり、採れた種子が毎年、本丸休憩所東側に播種されています。被災された方々の為にも、災害を忘れてはならないと思います。神戸の地元の記事はここ
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花菖蒲

「花菖蒲・菖蒲田」

花菖蒲は人工的な園芸品種で、おそらく東北地方でノハナショウブの色変わり種が選抜され、戦国時代か江戸時代はじめまでに栽培品種化したものとされている。これが江戸に持ち込まれ、多様化した。徳川300年の太平には、長期にわたる植物の改良が発達したのですね。
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モクゲンジの花

「モクゲンジの花」

モクゲンジの英名は「golden rain tree(金雨の木)」ですが、夏に多数の黄色の花を円錐状に咲かせます。 種子は硬く古くから数珠やネックレスにされ、江戸時代の俳諧辞書「類船集」(1676年刊)には“道明寺の木患子のこのみとりて数珠とせし也」”とあります、とのこと。 さらに、各地のモクゲンジの実で数珠を作っておられる、同期の小平さんのお話では「昨年と比べて、少々手入れされて地面近くまで垂れていた枝が無くなっていました。」とのこと、さりげなく、細かい手入れをしている東御苑の特徴がわかります。
グーグル検索の画像がいっぱいあります。
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