「2011年3月11日14時46分の東日本大震災」から一年と四ヶ月が過ぎてしまいました。被災された方々の為に、夫々出来ることを、粘り強く続けたいと存じます。 同期・野口武彦さんは、ご自分の「阪神淡路大震災」の被災経験と重ねて、「安政江戸地震 災害と政治権力」を出版し『安政江戸地震の12年後に幕府が崩壊した。 衆人環視のなかで巨大災害の手当てをキチントやれない国家権力は長続きしない』と記述しました。 また、 同じく野口氏の「勝海舟の腹芸・新潮新書455」によれば、幕末伏見鳥羽の闘いで幕府軍の敗因は『兵器の水準にあったのではない。新式装備の歩兵隊を使いこなせなかった将師の無能にあり、優秀な現場指揮官の不足にある。いや、何よりも首脳部の戦争計画の不明確さに起因していた。』書かれています。 何事であれ危機の対応には、国際的に通用する、「事前計画立案と演習の積み重ねによる人材育成・教育を心掛けよ」と語り伝えるべきとおもいました。 平成24年7月の、皇居東御苑を訪ねました。 前回の散策はこちら 日時:2012年7月18日(水)
「ハルカのひまわり・その2」 「1995年1月17日、午前5時46分の阪神淡路大震災」から、10周年の追悼式典に、天皇皇后両陛下が神戸市を訪問された際、地震で亡くなった小学生の名前にちなんだ「ハルカのひまわり」の種子が遺族代表の小学生から贈られました。 両陛下はそれをお育てになり、採れた種子が毎年、本丸休憩所東側に播種されています。前月からずいぶん育っていました。被災された方々の為にも、災害を忘れてはならないと思います。神戸の地元の記事はここ。 (画面クリックで拡大) 前月6月の記録はここ。
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「ナデシコ・桔梗・おみなえし」 秋の七草が咲き始めていました。「ヤマトナデシコ=大和撫子」は日本女性の美称で起源は日本神話「クシナダヒメの話」とのことです。「スサノオ」が「ヤマタノオロチ」と闘い、姫を救い妻とします、オロチは自然災害(渓谷の濁流)の象徴との説もあります。日本国は「災害に立ち向かうもの」が神話になるほど、自然災害の多いとちなのですね。 (画面クリックでスライドショー) 戻るページトップ 地図に戻る
「モクゲンジの7月」 前月6月の花が実になっていました。モクゲンジの英名は「golden rain tree(金雨の木)」ですが、夏に多数の黄色の花を円錐状に咲かせます。 種子は硬く古くから数珠やネックレスにされ、江戸時代の俳諧辞書「類船集」(1676年刊)には“道明寺の木患子のこのみとりて数珠とせし也」”とあります、とのこと。 さらに、各地のモクゲンジの実で数珠を作っておられる、同期の小平さんのお話では「昨年と比べて、少々手入れされて地面近くまで垂れていた枝が無くなっていました。」とのこと、さりげなく、細かい手入れをしている東御苑の特徴がわかります。 グーグル検索の画像がいっぱいあります。 (画面クリックでスライドシウ) 戻るページトップ 地図に戻る
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