*都立戸山高校・1956(昭31)年卒業生の資料 画面右の×印で閉じます。   昭和31年卒のページにはここから   Count = 2106

戸山高校31年卒・やあやあ会の散策として、9月の皇居東御苑を訪ねました。 前回の散策はこち
同期・野口武彦さんの「江戸の風格(→)」によると
  『江戸の原点は、今の皇居東御苑にある、何故なら、室町時代(1457年)に鎌倉に拠る上杉氏が、川越・岩槻・江戸の三城を築いて、茨城県古河周辺の足利氏と戦った。その際鎌倉方の大田道灌が土地の豪族江戸氏の館のあった現在の東御苑の台地に最初の江戸城を築城』とあります。
  この台地は要害で、東北は「低湿地=神田」、東南(現在の大手門あたりまで)は海、南西(現在の桜田門あたり)も「低湿地=日比谷入江」だったとのこと。
鎌倉のサムライと茨城のサムライの合戦の場所が、徳川三百年の中心となった訳です。

  • 日時:2010年9月15日(水)
  • 交通:地下鉄東西線・竹橋下車
  • 写真撮影場所の緯度・経度を計測し、グーグル地図にマーカーを標示してあります。そのマーカーにマウスを乗せると説明が出ます。

東御苑のバラ園
フローレンス・ナイチンゲール
フローレンス・ナイチンゲールの由来
秋の七草
桔梗
オミナエシ=姫部志:女郎花
萩の花
ススキ=尾花です

「東御苑のバラ園」

主として、昭和天皇が育てておられた日本野生のバラ科植物ですが、外国寄贈の花もあります。 (クリックで超拡大)

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「フローレンス・ナイチンゲール記念のバラ」

このバラは「クリミヤの天使=ランプの貴婦人」と呼ばれたフローレンス・ナイチンゲールに由来する国際基金の発足75周年を記念して作出され、平成21(2009)年9月に2株が日本に贈られた。天皇皇后両陛下がお手植えになったとのこと。画面中央の「白い楕円形の表示」は全世界共通のようです。
この国際基金(FNIF)は、親がエイズで孤児となった女児の初等・中等教育を支援しているとのこと。

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「フローレンス・ナイチンゲール記念バラの由来」
国際看護師協会は、姉妹団体の「フローレンス・ナイチンゲール国際基金(FNIF)」発足75周年を機に「フローレンス・ナイチンゲール記念バラ」をバラの開発会社である米国ジャックソン・パーキンス社に依頼し、2009年のナイチンゲールの誕生日に間に合わせ開発した。彼女のお墓のある英国ハンプシャー州、イーストウィロー教会や、アメリカのホワイトハウス、ロンドンのナイチンゲール博物館など世界の様々な場所に植えられた。その一つが皇居東御苑である。

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「秋の七草」

二の丸雑木林に「秋の七草」があります。山上憶良によると「萩の花 尾花 葛花  瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」です。(クリックで超拡大)

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「桔梗」

歌では「朝貌の花」で諸説あるが、桔梗が有力とのこと。

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「オミナエシ=姫部志:女郎花」

ネットを調べたら、なんと「オトコエシ=男郎花」があり、白い花をつけるとのこと。

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「萩の花」

マメ科植物特有の根粒菌との共生のおかげで、痩せた土地でも良く育つ特性がある。荒れ地に生えるパイオニア植物で、放牧地や山火事跡などに一面に生えることがある。

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「ススキ=尾花です」

尾花と言うと「狐尾花」と、新美南吉の童話「狐」を思い出します。著作権回避のインターネット文庫「青空文庫:新美南吉 狐」にあります。

残りの七草は花が無いので・・・・

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